10.お酒を飲んで赤くならない人は注意‼︎
こんばんは。
ニャン太郎です。
ニュースを見ていたら北海道で氷点下32.8度が観測されたらしいですね。
どれだけ寒いのか全く想像できません。
寒いというより痛いのかもしれないですね。
湖でワカサギ釣りをしてみたいなぁ。
さて、今回は
「お酒を飲んだらなぜ酔うのか」
この続きをお話ししたいと思います。
先日、アルコールによる脳の麻痺によるものだと説明しましたが、もうひとつ酔うパターンがあるそうです。
つまり、
「アセトアルデヒド」が関係しています。
○「アセトアルデヒド」とは何か。
アルコールは胃と小腸で吸収されて血液に入ります。そして、肝臓でこれが段階を踏んで分解されていきます。
アルコール
↓
↓
酢酸
↓
水と二酸化炭素
この一段階目で分解されてできたのが
「アセトアルデヒド」なのです。
これは身体にとって毒性の強い物質です。体内に溜まると皮膚が赤くなったり、心拍数が上がったりします。
単純に顔が赤くなるのはそういう訳です。
これがもうひとつの「酔う」パターンです。
脳の麻痺と身体的な変化を合わせて
世間では「酔う」と言われています。
※ここからは余談です。
アルコールは「脱水素酵素(ADH)」によってアセトアルデヒドに分解されます。
この酵素の活性が悪いとどうなるでしょう?
なかなかアルコールをアセトアルデヒドに分解することができませんよね。
単純に体内からアルコールが抜けにくいのです。
その一方、
アセトアルデヒドを酢酸に分解する「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」にも活性の高さに個人差があるようです。
この酵素の活性の高低によって、できたアセトアルデヒドをどれだけの時間を掛けて分解するのかが決まってしまいます。
分解して無害にするのに時間が掛かってしまっていたら、皮膚は赤くなりやすく、酔いはずっと残ったままです。
二日酔いはこの分解が遅く、翌日もアセトアルデヒドが滞ってしまっている為に起こると言えます。
これは個人差があるのでどうしようもないですが、自分に適した量のお酒を飲みたいですよね。
「自分は顔色に出ないから酒に強い」
僕はこう思っていました。
ですが、高い確率で二日酔いになってしまいます。
過去に何度か飲み過ぎで痛い思いもしています。
最近、お酒を飲む機会が増えてきているのですが、「お酒」とうまく付き合っていけるようになりたいです。
では、また..🐈
皆さんはどこのビールがお好きですか?
僕はサッポロ黒ラベルです。